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2011年7月12日 (火)

サムカッタ話

外国の田舎の警察署に通訳なしで案内されて
ひととき過ごしたことありますか?

通された部屋は「取調室」では ありません!

数年前の12月
場所は フランス・コルマール とくればもうお分かりのように
クリスマス市を訪ねた旅でのこと

Rimg0128

のシーズンの路線バスはあてにならないし
なるべくたくさんのクリスマス市を訪ねたかったので
この時もツアー参加の旅だった。

何ヵ所かのクリスマス市を巡って
アルザス地方の中でもクリスマス市の名所・コルマールに滞在していたときのこと

から戻り 
の部屋にカギを開けて入ったTraねこは
フト をとめた自分のスーツケースにナニか違和感を感じた

「あれ~? ワタシ スーツケース寝かせて言ったかなぁ・・・?
なんか フシゼン だなぁ・・・」 と思いスーツケースを開くと・・・・

中はゴチャゴチャ
包みという包みは スベテ 開けた形跡がある

貴重品は スーツケースには入れておかない主義なので
なんにも盗まれてはいないけれど
カギはこじ開けられて もう掛からない。

こりゃ 空き巣だぁーー

他の部屋に被害はないのか廊下に出てみると
不安げに首を出して周囲をうかがっている部屋があった

聞けばこの部屋主は現金をヤラレタ!とのこと、あ~~

ノンキに外から戻ってきた添乗員をつかまえて
「ヤラレましたーー!ドロボウよ!」 と言うと
彼は顔色をかえ 酔いも一気に冷めたようだった

そして なが~い夜が始まった・・・・

結局 夜のうちに警察が来ることはなく
一夜明けて警察登場

ロビーでの一応の事情聴取が終わると・・・・
「犯人らしき人物を見かけた「あなた」と「あなた」は警察までご同行願いたい」ときた。
                    ↑
   この 「あなた」と「あなた」 のうちのひとりがTraねこ ネ

そう・・・昨夜 夕食に出かける前にエレベーターホールで
フシン人物をはっきり見ていたの

午前中の観光はどうなるのか 気になったけれど
それ以上に気をひかれたのが「現地のパトカーに乗れる!」という ユウワク

Traねこ と もう一人の犯人目撃者「あなた」は 
“アウンの呼吸”で警察同行を了解したのであった

スーツケースのカギ以外なにも物的被害がなかったTraねこ と
もうひとりの「あなた」は
ちょっとワクワクする気分 を押し隠して
添乗員・現金被害者と共に警察官の後にくっついてホテルを出た。

警察官たちはホテルの駐車場を抜け スタスタスタスタ・・・・
「パトカーはホテルの前に止めておけないからどこか違うところに止めてあるのね」
なんて小声で話しながら我々もスタスタスタスタ・・・・

が、どこまでもスタスタスタスタ・・・・
それに脚の長さの違いかオソロシク歩くのがハヤイ!

えーー!パトカーじゃなくて歩いて 行くの?
それにやけに遠い!

30分くらい歩いて やっと警察署に着いた
Rimg0208

ここで犯人らしき人物の顔を見ていない添乗員と離された我々は
ハスキー犬みたいな顔の警察官に先導されて
警察の奥深くへ歩み入ったのであった。

我々をある部屋に招き入れると
ハスキー犬は を見るよう促した。

そのPCには 同じような顔に見える男の写真が 次々と映し出され、
ハスキー犬は 昨夕みた顔を探せ と言う。

その数 60~70人くらいが次々と画面に現れた。
この町には こんなにたくさんアヤシイ奴がいるわけ?
クリスマスシーズンの出稼ぎドロボーたち か?

そんなにたくさん次々見せたって「ワカンナイーー!」

でも どれか指摘しないと解放されそうもないので
記憶をたどって 似た感じの顔を2~3挙げておいた

すると 次は何が書いてあるかわからないフランス語の書類に「サインをしろ」ときた。

これには断固抵抗して 「添乗員を呼べ! 通訳を呼べ!」 と
日本語で叫び 英単語を並べ立てた

まぁ 訴えている趣旨は分かったらしく 
やってきたのはフランス語とポルトガル語と英語少々の我がドライバー!

珍問答の末 ドライバーがサインして(なんで?) 一件落着

パトカーには乗れなかったし
警察署での思わぬ展開にアゼンとしたし
スーツケースのカギがかからなくて帰国便に乗るとき苦労したし
Rimg0431

なにより 空き巣発見時のドキッ感はいやなものだったけれど

無事帰国してしまえば
ちょっとザンネンな思い出
めったに経験できないキチョーな思い出になる

これも 楽しかった~ とは一味違う 旅の満足

で、 なにがいちばんサムカッタ か というと・・・・

警察に一緒に行った彼女が

事件が起こった晩 夕食には行かずにひとりでホテルの部屋に居たら
留守のはずの並びの部屋を順番にノックする音がつづき

はじめは気にも留めていなかったそうだけれど
さすがに次第に気になって様子をうかがっていると

その音は時々鳴り止み(←このときは きっと室内物色中)
またつづき・・・次第に彼女の部屋に近づいてくる・・・

そして とうとう 「トントン」

この状況 サムケ がしてくるね

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コメント

・・・そして とうとう 「トントン」・・・

この続きは・・・?
彼女は犯人に遭遇したの?
文面からすると、特に何もなかったようね。 ヨカッタ、ヨカッタ。

ちょっと短編小説を読んでいるような、ワクワク・ドキドキのお話でした。

でも、本当に残念でしたね。  いえ・・・スーツケースじゃなくて、パトカーのお話
スーツケースは買えるけど、パトカーにはなかなか乗れないもんね。

私は スコットランドヤード へ行きたいな

・・・すると 次は何が書いてあるかわからないフランス語の書類に「サインをしろ」ときた。
   これには断固抵抗して 「添乗員を呼べ! 通訳を呼べ!」 と・・・

さすが、Traさん
日本人じゃなくて、日本の賢さを見せつけてくれました。 カンシン、カンシン。

読んで真っ先に思ったこと、
「貴重品は無いにしても、全く盗るものがなかったの? セクシーな○○も?」

>ボチェッリファン さん
・・・そして とうとう 「トントン」 ・・・
彼女は律儀にも返事をして
チェーン越しに犯人と対面したのです
だって、返事をしないと強行侵入してくると思ったから・・・。

だから 犯人の顔を真正面から見てしまったのです。
これほどカクジツな目撃者はいませんよね。
その犯人像とTraねこが見た男が完全一致で
ふたりして目撃者となったわけ。

なんにもとられなかったTraねこって
やはりちょっとモンダイあり?

・・・「貴重品は無いにしても、全く盗るものがなかったの? セクシーな○○も?」・・・

これは私のやっかみです
だって、持ってないもん。

きっと Traさん は持っていると思ったの

イタリア人と比べると、日本人のサイズは子供並みかも・・

そうね、子供の○○ だと思ったのね。
子供にしてはセクシーだな?  なんてね。
犯人に聞いてみたい・・・


リニューアルしたのね。
夏らしいデザインがステキです。

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