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2011年8月19日 (金)

ミラノのエトランゼ

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秋の旅がミラノ起点になったので
時刻などミラノのことに手をつけ始めたら
去年の出来事が浮かんできた・・・・

その日の夕方には
マルペンサ に向かう帰国日のことだった。

朝 ホテルを出る自分の姿を鏡で見て

「なんだかミラノで地味に暮らす国籍不明のアジア人みたい・・・」と言ったら
連れの大笑いと賛同をget。

人を見て大笑いしている連れもちょっと見「国籍不明

国籍不明」・・・この言葉が 残されたミラノ滞在のキーワードになろうとは
         そのとき思いもしなかった・・・


まずは朝一でドゥオモの屋上へ

エレベーターでのドゥオモ屋上への入口では
購入前にセキュリティーチェックがあり

手荷物は脇のテーブルに置き
人間のみがセキュリティーゲートを通過する仕組みになっていた。

我々の前の 
大きめリュックを背負った白人系の二人組は何事もなく通過

あの大きさのリュックがOKなら問題なかろうと

同じようにバッグは脇のテーブルに置き ゲートを通過しようとしたら・・・
監視員が「Open!」と言ってTraねこのバッグを指差している

「え?なんで?・・・」と思いつつバッグを開けると
美しい監視員のお調べはたいしたことなく 感じも悪くなく「OK」

Traねこの心の中は「ふ~~ん、アジア系には厳しいの?」

しかし!しかしです

我々に続くバッグ大きめの日本人は難なく通過・・・
 
そこで「あ~~」と気が付いた!・・・・・・国籍不明

 ☆アジア系の中でも日本人(と思われる人)は特別なのね。 ←確信に近いもの
 ☆で、Traねこたちはナニジンに見えるの? ←疑問

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さて、屋上見物も終わり 
下界へ下りようとエレベーター乗り場へ

屋上からの下りエレベーター待ちは
ツアーのフリータイム中の一組の日本人夫婦と Traねこたちの計4名。

日本人夫婦は手には何も持たず
その場を吹き抜ける風が涼しいと日本語でのん気に喜んでいた。

Traねこは、エレベーターチケットを提示しないと
料金が異なる階段チケットで登って来た人と区別がつかないから
当然チケットチェックがあるだろうと思い、手にはしっかりを。

エレベーターが到着し 屋上で降りる人が降りきると

日本人夫婦は当然のように何も示さずに(覗くように観察していたので確実)
乗り込んだ。
そして、これまた当然のようにおトガメなし

続いて Traねこたちも乗ろうとしたら・・・

エレベーターに乗っている係員に
「チケットは 」と ちょっと厳しめに止められた

こんなこともあろうかと
用意しておいたチケットを 差し出すと態度が一変し
物腰柔らかく笑顔で「Prego,Prego!」

  その係員、エレベーター内では 
  イタリア語で親しげに雑談までしかけてきたのでした ┐(´-`)┌

  ・・・さっきの対応はそんなにまずいことだったの?
   いいのよ、さっきのことは。ちょっとオモシロかったけれどね・・・



確かに2週間にわたる旅の終わりのTraねこたちは
少々疲れた日焼け顔でメイクも手抜きのうえ

歩き易さ  暑さ 対策優先の服 を身にまとい

イタリア語はモチロン、英語すらじゅうぶんにしゃべれないのに
態度だけはデカイ/アヤシゲな国籍不明人に見えたのだろう。

我々がイタリア人とフランス人とドイツ人とスイス人の区別がつかないように
彼らにとっても アジア人の区別は難しいのだろう、無理もないよね。

でも

 ☆やはりアジア系では日本人(と思われる人)は特別なのね。 ←確信
 ☆で、Traねこたちはナニジンに見えたの? ←疑問疑問

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エレベーターで下りた下界(ドゥオモ広場)では、
いつものようにハトのえさ売りやミサンガ売りが ウロウロ・キョロキョロ・・・

間違いなくその視線はヒシと感じるのだが・・・

だれ一人近寄っては来なかった 爆笑

 ミサンガ売りやハトのえさ売りたちよ!

   あなたたちの視線の先のTraねこたちは
   あなたたちの目にどう映っていたの?←疑問疑問疑問



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この日の体験を通して Traねこたちは考えた・・・

よく 日本人(と思われる人)はドゥオモ広場で
   ハトのえさ売りやミサンガ売りの標的にされる と聞く。
  
それはとても迷惑で不快な事であろう。

しかし一方

日本人(と思われる人)はここドゥオモをはじめとして
  ホテル やレストラン やショップ
  ずいぶん良い待遇を享受しているんじゃないの?
  
そしてそれを当たり前と思っている。否、そんな自覚すらない。



 「立場を変えてみると
 
     今まで見えなかったことが見えてくる」


その日は
ドゥオモ広場が これまでになく清々しく快適な場所に思えた

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コメント

これは正に、個人旅行ならではの楽しい出来事ね。

本当の国籍を知って、手のひらを返したような態度を取られる場合、
悪くなったら、悲しいけどどんなに努力しても個人の力ではどうにもなりません。

だから良くなったことに感謝ですね。
なんか、水戸黄門の印籠みたい。

・・・☆で、Traねこたちはナニジンに見えるの? ・・・

外交上問題になる可能性があるので、具体的な国名は控えさせていただきます。

小さな出来事を旅の思い出に換えてしまう Tra さんは、「旅の達人」よ

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