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2011年12月 8日 (木)

フィレンツェ散歩(3) ミニバス

ネタ、<その3> です

  もうお分かりのように タクシーより バス好き なんです。

         

Pa241811            これはミニバスに非ず




今回のフィレンツェ滞在時間は 約28時間

歩くよりは速いだろう、と
駅からサンタ・クローチェ教会への移動に ミニバスを使うことにした。

このミニバス利用は Traねこにとって
ちょっとしたリベンジなのだ

   数年前、フィレンツェを訪れたとき
   とても寒い時期 だったのでミニバスを利用しようと思った

   が、

   市バスもミニバスもほとんどの乗り場を見つけたのに
   乗りたいミニバスの乗り場だけが見つけられなかった

   で、仕方なく乗った市バスがけっこう遠回りだった記憶がある。
   ミニバスは乗りこなせれば 移動の足として便利なものらしい



でも、あの頃はいまよりバスに不慣れだったし
降りたい停留所をドライバーに尋ねて親切に教えてもらえたし

いま思えば あの時は市バスに乗ってよかったのかもしれない・・・

・・・今回のドタバタ を考えたら


   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜




前回同様 乗りたいミニバスC の乗り場はなかなか見つからなかった

しかし! 数年前のTraねこならアキラメタ かもしれないが
いまのTraねこはガンバッタ

人に聞いても「ワカラナイ」のジェスチャーが返ってくるし
バス停を一つ一つ確認していくうち
だんだん駅前から離れていくし・・・

バスのチケット売り場のおにいさんが示した方向が ただ一つの手掛かりだった

そして、やっと見つけたミニバスC のバス停は
駅からいちばん離れたバス停だった        (↓おまけに日陰でなんか暗~い・・・)
Pa231683

こんなに みんなが知らないバス停だし、
バスを待っている人もいないんだから
ミニバスはさぞかし空いているんだろう、と思っていたら・・・

座席(8席位)は満席で
立っている人が数人 のバスがやってきた。

乗り込んだTraねこは さっそくドライバーに歩み寄り
「サンタ・クローチェ教会に一番近い停留所になったら知らせて」と言おう,

としたが・・・

ドライバー席との間に仕切りがあって声が届かない

え~~ どうしよう・・・改めて見ると、仕切りには小窓があったので
その小窓を開けて大声で 頼んだ

が、折悪しくドライバーの知人が同時に話しかけ
ドライバーはその知人と会話を始めた。(←おいおい、こっちへの返事は? )

Traねこが言ったことは聞こえたのか 否か ・・・

と、思っているうちにドライバーは小窓をピシャリ!と閉めて
バスを発車させた

町の中心を通り抜けるルートのミニバスCは
小刻みに停まり どんどん人が乗ってきて
あっという間に車内はラッシュアワー状態に・・・

もちろん車内放送もなにもなく
生活の足として使っている乗客がほとんどで

みんなブザーを押してサッサと降りていく。

一つ目の停留所で座れたTraねこだが
外の様子も見えないし
ドライバーも当てにできそうもない(←気配でわかる

そもそも Traねこは降りるべきバス停の名前を知らない

それに サンタ・クローチェ教会は そう遠くないから
そろそろ乗り越してしまうぞ、ヤバイ・・・と思い

右隣の家族連れに聞こうか、
左隣の孫連れに聞こうか・・・と両隣の様子を窺っていたら

孫連れの向こうに座っていたおばさんが
わざわざ手を伸ばして「ねぇ、ねぇ・・・」(←そんな感じ) と声をかけてくれた

地獄に仏

おばさん「サンタ・クローチェ教会に行くの?
      さっきドライバーに言ってたでしょ?」

            (↑ドライバーに大声で話しかけといてヨカッタ  )

 「はい!サンタ・クローチェ教会に一番近いバス停で降りたいんです」
   

すると、おばさんは周囲の人々に確認し始めた。

まわりの4~5人が反応し協議を始めた(←にぎやか、にぎやか
ほかの一人は 小窓を開けドライバーに何か話しかけている。

ガイドブックに載っているサンタ・クローチェ教会の写真を開くと、

Pa231728

両隣 と 最初に話しかけてくれたおばさんが「これこれ!」と のぞき込む。

荒っぽい運転に耐えながらTraねこの斜め前で
必死に手すりにつかまっていたおばさんは
「だいじょうぶよ、行けるからね」と話しかけてきた。

このバスの中でただ一人のアジアからの旅人に
それまで なんの興味も示さなかった人たちとは思えない豹変ぶりだ

協議の結果 次のバス停が一番近いとなったようで、みんなが口をそろえて教えてくれた。

降りるときはブザーを押すんだと観察しておいたので
「ブザーを押すのね」と尋ねると

「もう押しておいたよ、まだ座っていなさい」と数人が手で示してくれた。

そして誰かが
「降りたら少し戻って最初の路地を向こう(と手で示す)に進むと
サンタ・クローチェ広場だよ」 とゆっくりとした英語で教えてくれる。

周りの3~4人が「1分!」「いや、3分!」と話に加わり 盛り上がる

バス前半分の空気は
Traねこをサンタ・クローチェ教会に一番近いバス停で
カクジツに降ろそうひとつにまとまった

    みんな笑顔で(←おもしろがっていたのかなぁ?)
   口々になにか話しかけてくるけれどイタリア語なのでワカラナイ。




やがて ミニバスはその停留所に停まった。
Traねこ以外に降りる人はいなかった。

「後ろ(車内)で何が起きたんだ?」と振り向くドライバーをしり目に

周囲の人々に「グラッツェ」を連発し
車内の前半分の人々に見送られ

Traねこは
無事サンタ・クローチェ教会に一番近いバス停で降りられた、メデタシメデタシ

路上に降り立ったTraねこが振り向くと
同じ方向を指して「あっちだよ」 と言っている笑顔sがあった。

Pa231685           慌ててカメラを取り出したけれど バスはあっという間に姿を消した

   
    ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


今回 フィレンツェで出会った人々は面倒見が良くて 情報も正確で 親切だった

ミニバスのみなさん、トラットリアのオヤジさんと若者たち、
ホテルのおねえさん、市で出会ったおばさん、 (._.)アリガト,おせわになりました 

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コメント

この日、フィレンツェの幾つかの夕餉の食卓での会話に、日本人旅行者の話題が出たことでしょう。
一所懸命教えてあげた人も、親身になって教えてもらった人も、
みんな幸せを感じられた瞬間ですね。

これだから個人旅行は止められない

>ボチェッリファンさん

この旅ではホントにたくさんの親切に助けられました。
旅を重ねるに従って次第に自立していくのではなく
次第に人の親切に助けられることが多くなるって
なんなんでしょうね?

でも、外国で困った時には
「困っている」と周囲に意思表示をすることが肝要です。
自分で何とかしようとするとドンドン深みにハマっていきます。

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